吊り足場

吊り足場とはその名の通り、吊り下げられた足場のことを言います。
通常の足場は垂直方向に組み上げていきますが、吊り足場は空中で水平方向に組み立てていきます。
橋梁工事や造船・大空間のメンテナンスといった、地上から足場を組むことができない場所に高所作業用としての用途で使用されることが多い足場です。
作業箇所全面に吊り足場を設置するため、足場を移動させる必要がなく、一連の工事を一気に進めることができます。

吊り足場のメリット

■組立てが困難な箇所にも対応可能
橋梁や高層ビルの吹き抜けといった、足場を下から組み上げるのが困難な場所でも設置することができます。

■広範囲の作業が可能
高所で横方向への作業が中心の現場に適しており、作業箇所全体に吊り足場を設置すれば作業の効率も上がります。

■安全性が高い
作業は常に手すりの内側で行います。
そのため作業者への安全性の確保にも貢献します。

■工期の短縮に繋がる
吊り足場、移動床を設置後は、レールの延長のみで作業可能。
そのため工期自体の短縮も実現できます。

■資材の削減に繋がる
足場面積が非常に少なくなるため、足場板などの資材量を大幅に減らすことができます。

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